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将棋の真髄

Thu.30.08.2007
今宵は読書ナイト。
開高健の本を読みながら彼の語尾の豊富さに驚きつつ、
我が心は彼が小説の中で発する一語一句を汲まんと慢心しております。

さて、そんな中タイトルの将棋なのですが僕はほとんど打てません。
しかし、今読んでる本がベトナム戦争の話。その中での主人公は中国将棋を打っていまして、
その中国将棋、そして欧米のチェスも敵を奪ったら見方になることなく
持ち駒にはならないそうです。
しかしながら日本の将棋は、敵だった相手があっという間に味方となり、
そして歩兵はある一線を越えたら一瞬で金となり格上げとなります。
状況、場所によっては見方の歩兵でもその場所ひとつ間違えるだけで一瞬で
見方への脅威ともなりえます。

そして今しがたひとつそのベトナム戦争についての小説を読み終わった時点で、
見事にそして如実にこの日本将棋は戦争のリアリティーを
小さい盤上で表しているのではないかと感じていたのです。

チェスや中国将棋にあるシビアさもそれもまたひとつのリアリティーだと思います。
でも、この日本将棋には戦争と言う大きな題目をこの小さい盤上で
見事に縮図にして血を流すことなく表しているのではないでしょうか?

そして、過去を見て我が身を見るとは言ったもので、
どこかのお国は見事に同じ過ちを何度も起こしているのですね。
相手を理解しようとする事で自然と尊敬、敬意の念が生まれ、
それを熟し、凝縮する事で少しずつ答えを導き出し、
その道中にある小さいヒント(欠片)を拾って未来を見ないといけないのだと思います。
正義という大義名分で実行している行為は結局ある一方での考えであり、
それは裏を返せば真逆にもなり得るということ。

そこの難しいところが人間という頭でっかちになってしまった生き物の
課題でもあるんですよね。

難しいなぁ。

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